EJEP(エジプト日本教育パートナーシップ)は、2016年2月に日本とエジプト両政府の間で締結された教育協力の枠組みで、エジプトの若者の能力強化と人材育成を目的としています。これは、日本政府開発援助(ODA)を通して、教育・保健分野を中心に多角的な支援を展開しています。
教育部門として留学生の受入(高等教育省)
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- PhD取得コース:3~4年間。学部により期間が変わります。
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- Joint Supervisionコース:学位取得はエジプトでしますが、そのための研究を1年間日本の大学で行います。
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- Masterコース:2年間。修士学取得。
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- Missionコース:6か月間。ポスドク研究。
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- UGコース:学部生の留学。半期~1年間。
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- E-JUST学生コース:最長9カ月間。E-JUSTの学生のPhD取得の最終過程として日本で研究を行います。
教育研修(基礎教育省)
福井大学で日本式教育を実践している学校の教師たちが日本の特活や教育を学ぶために約1か月間研修を行います。
福井大学教育学部 – Faculty of Education, University of Fukui
保健研修(保健省)
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- 看護師研修:佐久大学にて看護師の研修を行います。公衆衛生の概念向上や日本での看護師の働き方等を学びエジプトに戻ってから地域病院の核として働ける人材を目指す。
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- 病院管理:大学病院や核となる病院の責任者たちが東京女子医科大学にて研修を行います。病院管理の在り方や運営の仕方等多岐に渡り学び、エジプトでの病院管理に生かせる実践的なことを学びます。
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- 救急救命士:国士舘大学にて救急救命士の研修を行います。エジプトで救急救命士を育成する学校を設立するために研修を通して人材育成の方法やスキルを学びます。
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- OJT:大学病院やその他の病院にて専門知識が必要な技術を学びます。エジプトの若手医師に彼らの専門スキルを磨くために臨床研修を行います。
現在、科学技術に関する研修を始めるために準備中です。WordPressを使った